卵巣嚢腫のこと。

2021年の夏、約13cmの皮様嚢腫という巨大卵巣嚢腫を摘出しました。

入院1日目(手術前日)

久しぶりの投稿になってしまいました…。

今回から5泊6日の入院生活の記事を書いていきます。

 

8/19(入院1日目)に前日は緊張してあまり眠れませんでした。家族に激励の言葉で見送られ、母に病院まで送ってもらいました。コロナ禍のため、病院内への付き添いもなしということでした。

 

9:30頃に病院に着いて、前回までに買い忘れていた紙おむつ(1枚入り)を売店で購入したあと、9:40頃に入院手続きセンターで入院申請書とコロナ対策の体調記録用紙、保険証、診察証、高額医療証明書(限度額適用証明証)などを提出しました。

(※高額医療証明書は事前に市役所へもらいに行っていました。その場ですぐにもらえました。入院前にこれを提出していたので、会計は自己負担限度額で支払えました。)

入院時に付けておくリストバンドを受け取って産婦人科外来へ。

 

外来の受付で本日入院と伝えると、熱を測り10分ぐらい待ったところで看護助手さんに迎えに来てもらって入院病棟へ行きました。

病室は4人部屋の窓側♩
看護師さんが説明に来てくれるとのことで緊張しながら1時間以上待ちました。(看護師さんお忙しいのね…)

 

看護師さんの説明では、手術前日から術後4日目(入院から退院)までの流れを聞きました。もういよいよ明日手術なんだと実感。記入していたパジャマやテレビなどの申込書も渡しました。

 

手術で左の卵巣を取るか取らないかの相談を先生としたかったので、看護師さんに「今日先生とお話できますか?」と聞いたら先生は出張から夜に病院へ戻るそうで、わたしが左の卵巣ごととってほしいと思っているということを先生に伝えてくれることになりました。

 

説明を聞いている時に昼食が到着。看護師さんがまた後でくると言ったのでとりあえず昼食を摂りました。病院メシは美味しくないと聞いていたけど、普段から基本的に薄味なので美味しくいただきました^^

 

食後に担当の薬剤師さんが来て、手術後に使用する点滴の薬の説明をしてくださいました。

15時頃に口腔外科に呼ばれ、外来へ向かいました。(やっと届いたパジャマを着てまったりしていたけどまた着替えた)

まずは血圧を測って中に入り、歯科衛生士さんに全身麻酔のための口腔清掃してもらいました。これで全身麻酔のための準備はバッチリ!

 

17時頃に看護師さんが病棟を案内してくれ、この時に身長体重も測りました。

ナースステーション(今はスタッフステーションって名前)に処置室と診察室があって、それぞれ呼ばれる場所が違うので覚えていてねと言われましたが、結局術後3日目の診察時にはすっかり忘れて違ったところに入ってしまいました^^;

シャワールームの予約の仕方も聞いたので夜の分の予約をとりました。(入院中は計4回シャワーができた♩)

 

18時に夕食。これ以降は断食なので手術前最後の食事でした。

 

実はこの日なぜが微熱があって…。家を出る時は36.6℃ぐらいだったけど、外来で測った時には37.1℃あって焦りました。入院中わたし専用の体温計を借りていたので、昼食後や夕食後など何度も測ったけどどれも37.2℃とか37.3℃とかだったので明日の手術延長になるかも!?と心配になりました。夕食後に看護師さんが様子を見に来てくれたので微熱のことを言うと、37.5℃以上になったらちょっとうーんって感じだけど今のところは大丈夫じゃないかなと言ってもらいました。明日の朝にシャワーを浴びれるので、この日の夜はさらっと浴びるだけにしました。

 

シャワーを浴びてからベッドにいると、先生が来てくださいました。

先生が「卵巣ごと取りたいの?じゃあ取ろうか。」とサラッと言ったので、ちょっとびっくり。「入院までにいろいろ考えて、再発が怖いのでさっぱりしたいなと思って。先生のお考えがなにかあるなら…。」と言ったら「特にないよ。若いから残そうとしただけだよ。」とおっしゃいました。ではお願いしますということで、手術同意書を書き換えていただくことになりました。

看護師さんが変更した同意書を持ってきてくれたので、「先生がさらっと承認してくださってちょっとびっくりしました。」と言うと、「最近は若い人も取りたいっていう人が何人かいるみたいだから本人の意思を尊重して無理に残そうとしなくてもいいと思われたんじゃないかな。」と言ってくださいました。わたしも最初から迷っていることを相談すればよかったなと思いました。

 

でも正直この決断は正直最後まで迷っていました。

腫瘍を取ったとしても10cm以上大きくなったなら皮がビロンと伸びてるのが気になるなと思ったし、再発したら嫌だし、入院前にあった謎の腹痛がまた来るのも怖いし、もともと妊娠の希望があまりなかったのでもしかして妊娠しにくくなるのかなという不安はなかったし…。

いろんな記事を読んで悩んだ結果、卵巣は片方なくても正常に生理がくるし妊娠する可能性もあるし女性ホルモンが崩れることもないとあったので取ることを決めて入院日を迎えたって感じでした。

 

今迷っている方は本当に最後まで迷ってもいいと思います。実際にわたしは、手術後はさっぱりした気持ちが9割、やっぱり残しておくべきだったんかなという気持ちが1割ぐらいでした。どんな決断・結果でもやっぱり自分の身体のことだし、しかも女性にとって大事な臓器なので自分の気持ちを優先していただきたいと思っています。

 

 

次回はいよいよ手術についてです♩